品質管理・技術開発
当部門の担当領域は、品質管理、検査から、技術開発、設計、設備保全にまで及び、しかも開発段階では営業スタッフと一致協力して得意先との接渉にも加わるという、幅広い活動が大きな特色でしょう。
それは、社内だけでの偏った開発ではなく、顧客の考えを根本から理解しなくては、真に高品質の良品は生まれないという、当社独自の姿勢から出発しています。
社内物流をはじめ、生産工程、製品保管、輸送、納品、仕様勝手に至るまで、刻々と変化する時代に対応する製品づくりには、当社営業部門と同様、ユーザーの新商品開発時から加わってのトータルパッケージの展開が理想である、と・・・。
この考えのもとに、当部門は幅広い領域の隅々まで、きめ細かな厳しい目を向けながら、製品づくりを進めています。
- バーコードの印刷技術開発から、多色刷り印刷技術の開発を進めています。また既存とは異なった方式による強化段ボールや機能性段ボールの開発、さらに製紙メーカーとタイアップして、オリジナルライナーの開発にも力を入れています。
- ユーザーの商品をいかに合理的に収納するか。そのための強度、使い勝手、生産性、物流、使用後の処理性までも考慮した箱の形式を、営業・企画両部門と協力してデザイン化していきます。当社では包装管理士、段ボール製造技能士の資格取得スタッフが最新のCAD/CAMを利用して精密な図面作製を実現しています。
- 「製品の品質は。製造工程において作りこまれる」というのが当社の考え方。その方針のもと、社内の標準化を推進し、材料の受入検査、工程管理、製品検査を厳重に行っています。またTQC活動とともにTPMの手法も導入、万全の体制でユーザーの皆様に高品質を保証しております。なお本社工場は日本工業規格表示許可工場となっております。